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不確実性が高まる世の中だからこそ、『美意識』を高めよう!

ビジネス

はじめに

現在は、世の中はAI、IoTの進化により
大きく変革されました。
さらに、世界中を巻き込んでいる
新型コロナウィルスによって、
働き方も普段の生活も今までとは
全く違うものを余儀なくされています。

この不確実性が高まる世界で生き抜く
ために、必要になってくるスキルが
『美意識』になります。

今回は、この『美意識』に
気付くことができた本は↓

「世界のエリートはなぜ「美意識」
を鍛えるのか?」 山口周 著
の内容を中心に、記事にします!

ビジネスはもちろんのこと、
子育てにも繋がる要素なので、
自分なりの見解をまとめました!

『不確実性が高まる時代』=VUCAの時代

VUCA(ブーカ)とは・・・
・Volatility(変動性)
・Uncertainty(不確実性)
・Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性)
4つの頭文字を組み合わせた造語です。

新型コロナウィルスを代表するような、
世界を巻き込んだ疫病の発生

地球温暖化の影響による
大型台風、豪雨災害、
大規模な山火事などの自然災害の発生。

AI・ITなどの発展により大きく働き方や
社会構造自体も変革されました。

不確実性が高まる中で、
今までの経験や知識が通用しない
予測不可能な世の中への不安
加速度的に発展していくAI・ITなどの

デジタルコンテンツの複雑性に対応し
続けなくてはならない現状への葛藤


未知の出来事や不完全な事態が
頻発するような曖昧性から
将来への恐怖を募らせることも
少なくありません。

今までの経験やデータなどだけでは、
解決できない問題が
次々と起こっています。

この課題解決の手段として、
『美意識』が必要になります。

意思決定の変化

今までの意思決定の中で重要視され
ていた部分は、「クラフト」型
・経験則・職人技・現実思考
特に日本の古い会社が多いのかも。

昔からこのやり方でやってきたから
間違いない!
伝統を重んじることは、
大切なことですが...。

そして、効率化、意思決定のスピード
を重視するための「サイエンス」型
・論理・分析・科学・データ
論理的意思決定が重視される時代へと
移ってきました。

しかしながら、今のような不安定で
不確実な時代では的確なデータ分析
だけでは、問題解決が困難になって
きているのが、事実です。

なぜならば、『答えがない』から。
答えを見つけるだけの意思決定の
プロセスだけだは、太刀打ちできない。

そこで、重要になってくるものが、
『アート』型思考です!
・直感・感性・美意識・哲学
・クリエイティブ・ビジョン
です。いまで経験したことがないこと
やまだ存在しないものを生み出すめに
は、自らの内面から生み出すほかない
ないからです。

これが、『美意識』です!

『サイエンス型』重視の弊害とは

蓄積された膨大なデータ・論理は
自ずと同じような答えを導きだします。

誰もが似たり寄ったりの『答え』
なってしまい全く差別化が図れない
ものになってしまう恐れがあります。

世界中の企業や大学で構築されており、
データ分析などはAIによってすべてが
完結されるようになってきています。

『クラフト型』重視の弊害とは

端的に言えば、すべては経験がものをいう
考え方です。経験は、一長一短で身に付く
ものではありません。多くの時間を必要
とします。

また、個人のスキルによってバラつきも
でてしまいます。
年功序列の風潮が作り上げられたのも
クラフト型意思決定に色濃く出ています。

『アート型』に比重を置きすぎる弊害とは

当然ですが、直感や感性だけで意思決定
をするのは危険です。
土台部分の基礎的な教養は必須です。
MBAなどを代表する論理、分析、
データが土台にあるからこそ、
クリエイティブな発想が活きます。

意思決定には、バランスが大切

クラフト型 × サイエンス型 × アート型
この3つをバランスを考えることが、
これからの意思決定になってきます。

著書の中に、こう書かれています。

「アート」は創造性を後押しし、社会の展望を直感し、ステークホルダーをワクワクさせるようなビジョンを生み出します。「サイエンス」は体型的な分析や評価を通じてアートが生み出した予想やビジョンに現実的な裏付けを与えます。そして「クラフト」は、地に足のついた経験や知識をもとにアートが生み出したビジョンを現実化するための実行力を生み出していきます。

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 山口周 著

このような、3つのバランスが取れた
例として、Apple社があげられます。

Appleの製品は、アート作品と言えるほど
美しいですよね。
Mac Book Airを開いて、
スタバでキーボード叩くだけで、
できる人って見られちゃいますよね!

他にはない「美しい製品」だからこそ
このようなブランド力があります。

イメージはこのような感じ
クラフト < サイエンス型 < アート
といった感じでしょうか。

ちなみに、スティーブ・ジョブズが
Appleを退社して、元ペプシコーラ
のスカリーが実権を握って、低迷
していたときのイメージは、
アート < クラフト < サイエンス
のようなイメージでしょうか。

バランスの重要性が顕著に現れて
いますよね。。。

いまこそ、リバランスが必要です!

子育てにも使える!『アート思考』の鍛え方

一番重要視する点は、『正解を求めない』
ここが、意外と難しいところです。

クラフトやサイエンスを使って、論理
的に答えを求めがちです。

ここの部分は、小さな子供ほど長けています。
年齢が進むに連れ、知識が入ってくることで
思考が固まっていく傾向があります。

だからこそ、小さなうちから美術品や自然、
美しい景色、建物などに接することで
アート思考を養うことが出来ます!

たとえば、美術館などでは解説などを
読まずに、知識を入れずに作品と向き合い
ます。そこから、想像して感じることに
目を向けます。すると、自分だけの背景
や世界が広がってくることでしょう。
そこには、正しいも間違いも存在しません!

『見て 感じて 言葉にする』
そんな想像するトレーニングで鍛えられる
ようになります。

日常で目に入ってくるもの全てが今まで
とは違ったものに見えてくるはずです!

日々のトレーニングで、『美意識』
鍛えられます!地道にですね。。。

人生をもっとクリエイティブ

日本の教育文化が、まだまだ正しい答え
を出すことに重視されているように
感じます。特に、大人になると固定概念
に縛り付けられていますよね。。

だからこそ、意識して『美意識』
鍛える必要があります。


先で述べたように、ますます不確定な
時代に突入していきます。
終身雇用も終わりを告げようとして
いる今日では、安定は消えていきます。

『自分の人生をクリエイティブする』
為にも必須スキルになりました。

当然、これから成長していく子供達に
はより必要なものになるでしょう。

そのような環境を与えて、自由な創造を

尊重するのも親の役目かもしれません。

まとめ

これからの時代には、『美意識』
『アート』が必要になってきます。

あくまでも大切なのは、バランスです!
今まで培ってきた経験や知識を最大限に
活用する為にも。

さらに、これから成長していく子供にも
小さなころから意識することで、
大きなスキルとなっていきますね。

あっ、完璧なサイエンス型だぁって思った
方は、一度読んでみてはいかがでしょうか。

一緒に、『美意識』
アートを鍛えていきましょー(‘◇’)ゞ

↓こちから、どうぞ(*’▽’)


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