はじめに
昨今、様々なメディアなどで多く耳に
する『ロボティクス』という言葉。
今回は、この「ロボティクス」を
ざっくり簡単にまとめてご紹介します!
かなり専門的な分野になりますので、
小さなお子様にも説明できるように、
なるべく難しい用語を使わないように。
投資ファンドでも、注目されている
分野になりますので、頭の片隅にでも
入れておいた方がいいですね!
今後も急成長が期待される最先端
分野で私たちの生活になくては
ならない存在です。
是非、さいごまでご覧ください!
ロボティクスとは
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ロボティクスとは、平たく言うと
「ロボット工学」を指す言葉です。
現在では、ロボットの産業を総じて
呼ばれるようになってきています。
ロボティクスの市場規模は
拡大傾向にあり、その要因として
「AI」の発展が大きく影響しています。
AIとは、人工知能
言語の理解や推論、問題解決などの知的行動を人間に代わってコンピューターに行わせる技術。
Wikipediaより
子供に説明するのならば、
ひとに代わってコンピューターが考え、
計算や分析をして答えを出してくれる!
機械の頭脳という感じでしょうか。。
様々なモノがインターネットと繋がる
「IoT」と色々なセンサーの発展で、
収集した情報データをインターネット
経由でおくり、AIで分析と処理をして、
最適な動作を行うといった次元にまで
応用がすでに進んでいます。
これからは、今までもより急激に
「ロボティクス」×「AI」×「IoT」で
様々なシステムが構築されていきます。
ロボティクスによって何ができる?
![](https://papaneta.com/wp-content/uploads/2021/04/942083-873x1024.jpg)
ざっくり言えば、ひとがやるのが
面倒くさいことをロボットがやって
くれて便利になります。
もうすでに、身近なところで活躍
しています。
例えば、製造業ではテレビで見たこと
があるかもしれませんが、腕1本だけ
みたいなロボットが、溶接作業や
組み立て作業を自動で行っています。
自動車製造の工場などで、多いかも
しれません。
特に、日本では少子高齢化社会が
加速度的に進んで行きます。
労働者不足解消の一役を担うのが
「ロボティクス」の分野になります。
次の章で、ざっくり5つの分野に
分けて簡単に説明します!
ロボティクス ~ものづくり~
さきほどの自動車工場のように製品
を作る場所では、すでに多くが自動
生産システム化がはじまっています。
さらに、食品・医療関連・化粧品など
徹底的な衛生管理が必要な生産工場
では、ロボットが行うことでより
安心安全が提供される環境が整って
きています。
職人技と言われていた熟練工の技術
も、センサーの発達によって
再現性が高まってきています。
ロボティクス ~サービス~
飲食業や宿泊業、小売業など様々な
サービス業でもロボットが活躍して
います。
最近、よく見かけるようになって
きたのが、ロボットのウェイター
もロボティクスにあたります。
料理もロボットがレシピ通りに
調理してロボットが客席まで運ぶ
それが、当たり前の世界が目の前
まで来ていますね。
その他の分野でも、人手不足解消
のために様々な開発が進められ
います。
ロボティクス ~医療・介護~
少子高齢化社会が進む中で1番人手
不足が懸念されているのが、介護
の現場です。
すべてをロボットに任せるというわけ
ではなく、補助的な役割を担うことを
期待されています。
重労働な部分を補助してすこしでも
介護従事者さんの負担を軽減できる
ような開発が進んでいます。
医療の分野では、遠隔で手術が必要な
場合(ドクターが現地に行けないなど)
にロボットが手術を行うシステム開発
が進められています。
また、ヒトの手では不可能な個所に
対してもロボットによって施術する
ことで医療の発展にも期待されています。
ロボティクス ~農業~
下町ロケットをご覧になられた方は
ご存知だと思いますが、
完全な無人化による自動走行トラクター
などが有名です。
この技術は、身近なところではカーナビ
のGPS同様の位置情報システムです。
農業に関しても、今後人手不足が
懸念される分野で、重労働の機械化と
自動化、ロボットと高度センシング技術
で問題解決をはかっています。
そのほか、雑草取りや水やりのタイミング
運搬作業など重労働な部分はロボットに
置き換わっていきます。
ロボティクス ~建設・災害対応~
高所での作業など建設現場でも、ひとに
危険が及ぶ可能性があるものは、大方
ロボットの仕事になっていきます。
災害時でもひとが立ち入れない現場などで
ロボットによる人命救助や被害の調査など
で活躍する場面が増えています。
危険な場所には、ロボットで無人化・自動化
で作業や仕事を行うようになってきます。
各国のロボティクス戦略の激化
アメリカの「国家ロボットイニシアティブ」
ドイツの「インダストリー4.0」、
中国の「中国製造2025」
そして、日本の「未来投資戦略2017」
と各国が政策として力を入れています。
労働環境の変革、快適なインフラ環境
まちづくりなど、ロボティクスが中心
となって設計されています。
ますます、需要が高まり拡大する市場
なので世界の投資が集まってきています。
さいごに
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このロボティクスによって間違いなく、
便利な世の中になっていきます。
その反面、今まであった当たり前の仕事
の大部分がロボットに置き換わることに
なるでしょう。。。
置き換わるとができる職種は必要が
なくなることは容易に予想できます。
しかしながら、
悲観する必要はありません。
今のところ、AIなどの技術は過去の
データや現状の情報を入手して、
考え、予想する技術です。
言い換えれば、ないものを考えることが
出来ません。
それができるのは
人間の「創造力」です!
だからこそ、今一度「創造力」を
鍛えてみてはいかがでしょか?
今回の「ロボティクス」を知っていれば
お子様の学習の仕方など将来のために
なるかもしれませんね!